普段からメガネを使用している方、お風呂やサウナに入るときメガネはどうされてますか?
メガネは熱に弱いから外して入るよ。
でも、銭湯や温泉で何も見えないと困るんだよね。
慣れた自宅でのお風呂は、蛇口やシャンプーなどの位置は把握できているので、メガネを外して入浴しても問題ないかもしれません。
しかし銭湯・サウナや温泉に行く場合は、いつもと同じようにはいきません。
メガネを外して入ると何も見えず、目を凝らして見ていると不審がられたり、せっかくの露天風呂も景色を楽しめなかったり、転倒やケガの原因にもなります。
そんな目が悪い人におすすめなのが、メガネの愛眼から発売されている ”お風呂やサウナで使えるメガネ「AIGAN FORゆⅡ」” です。
そこで今回は、メガネ歴20年以上のおおかみが
- 普段使用しているメガネを、お風呂やサウナで使ってはいけない理由
- 実際にメガネの愛眼「AIGAN FORゆⅡ」を使用してみて、よかった点・悪かった点
をご紹介していきます。
普段使っているメガネをお風呂でかけてはダメな理由
レンズのひび割れの原因になる
一般的なメガネレンズはプラスチック製が多く、表面には汚れ防止などのコーティングが施されています。
プラスチックレンズは熱が加わることにより膨張しまが、表面のコーティング層は膨張しにくいため、膨張率の差によりコーティング層にひび割れがおこります。
車にメガネやサングラスを置きっぱなしにして、レンズにひびが入った経験はないでしょうか。
お風呂でも同じ現象が起こり得ます。
プラスチックレンズは30℃くらいからレンズとコーティング層の膨張率の差が開きはじめるため、お風呂でメガネを使用すると、レンズの劣化の原因となってしまうのです。
金属パーツのサビや変色、火傷の原因になる
金属フレームのメガネはもちろん、その他フレームのメガネにもパーツ部分(ねじ等)には金属が使われています。
お風呂でメガネを使うとサビが発生する原因にもなりますし、温泉などお湯の成分が異なる場合は、金属が変色することもあるので要注意です。
他にも金属フレームのメガネはサウナで火傷する危険性もあるので、特におすすめはできません。
お風呂・サウナ専用メガネ「AIGAN FORゆⅡ」レビュー
メガネの愛眼 お風呂・サウナ専用メガネ「AIGAN FORゆⅡ」スペック
「AIGAN FORゆⅡ」とは、メガネの愛眼が発売している ”元祖” お風呂・サウナ専用の度入りメガネのリニューアル版です。
近年のサウナブームもあり、TVやメディアでも多数取り上げられています。
度数 | +2.00 / -2.00 / -3.00 / -4.00 / -5.00 / -6.00 |
強度数 | -7.00 / -8.00 |
フレーム色 | クリア |
サイズ | レンズ幅49mm / レンズ縦41mm / ブリッジ幅19mm / テンプル長137mm |
素材 | ポリカーボネート |
耐熱温度 | 120~130℃ |
付属品 | 専用ケース、曇り止めシート「ととのえシ~ト」 |
価格は税込み3,300円。
強度数タイプは公式オンラインショップ販売のみで、税込み4,400円になります。
遠視、老眼用の[+2.00]や、強度数タイプの[-7.00 / -8.00]まで用意されていて、ラインナップは豊富。
素材はフレーム・レンズとも、プラスチック素材の中でも軽量で強度があるポリカーボネートを使用しているので、熱や衝撃に強く、サビることもありません。
耐熱温度は120~130℃なので、サウナでも安心して使えます。
左右別度数・乱視が選択できる「AIGAN FORゆⅡ オーダータイプ」について
メガネの愛眼のお風呂・サウナ専用メガネには、既製品のほかに「左右の視力に差がある」「乱視がある」メガネユーザー向けに、自由な度数を選択できるオーダータイプを公式オンラインショップで販売しています。
価格は税込み8,800円。
オーダー品のため、注文から14営業日後のに発送になりますが、細かな度数選択にも対応しているのは、大手企業のなせる業ではないでしょうか。
※オーダータイプのレンズは耐熱プラスチックとなります。
実際の曇り具合はどうなのか
実験として、湯気が立つコップにメガネを近づけてみました。
このレンズは曇らないわけではなく、曇りにくいレンズなので、無理に湯気を当てれば曇ります。
ただコップの湯気のような軽い曇りなら一瞬で消えます。
さらに付属の「ととのえシ~ト」でレンズを拭けば、レンズの曇りにくさを繰り返し復活することができ、単品での追加購入も可能です。(税込み550円)
お風呂・サウナ専用メガネ「AIGAN FORゆⅡ」を使用してみて気になった点
このメガネは曇らないメガネではなく、曇りにくいメガネです。
露天風呂から室内風呂に入った瞬間などの温度が急激に変わる時や、湯船にどっぷりつかった時は曇りました。
それでも少し時間がたてば曇りは解消されますし、耐熱温度120~130℃のオールプラスチックのメガネなので、水やお湯をササッとかけてしまえば、曇りは解消されます。
お風呂・サウナ専用メガネ「AIGAN FORゆⅡ」を使用してみて良かった点
とにかく視野が広がります。
時計や周りの様子がしっかり見えるだけではなく、今まで諦めていた露天風呂の景色が楽しめるのは本当に感激でした。
そして個人的によかったのは、傷がつきにくいポリプレピン製のハードケースが付いていること。
カバンの中にサッと入れておいて仕事帰りに銭湯やサウナに行くことも、旅行の時も気にせず持ち運ぶこともできますし、もちろん濡れても大丈夫です。
お風呂・サウナ専用メガネの比較
その他メーカーのお風呂・サウナ専用メガネも合わせて、ざっくり紹介していきます。
メガネの愛眼 | M-ALL | OWNDAYS | 藤田光学 | |
価 格 | 税込3,300円~ | 税込2、480円 | 税込3,300円~ | 税込3,520円~ |
度 数 / 既製品 | 8種類 | 6種類(近視のみ) | 4種類(近視のみ) | 6種類(近視のみ) |
左右別度数オーダー | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 |
乱視オーダー | 〇 | ✕ | 〇 | ✕ |
フレーム色 | 1色 | 3色 | 既製品:2色 オーダー:4色 | 2色 |
付属品 | 専用ケース ととのえシ~ト | なし | 専用ポーチ | 専用ケース お手入れシート |
お風呂・サウナ専用メガネ「AIGAN FORゆⅡ」をおすすめする理由
メガネの愛眼のお風呂・サウナ専用メガネは「元祖」であり、「AIGAN FORゆⅡ」は名前からお分かりになるように、元祖のリニューアル版です。
今回のリニューアルで大きく変わった点は
- フレームの形状がボストンタイプとなり、レンズの縦幅が広くなることで足元の視界が広く見えやすくなっている。
- フレームカラーはクリアで目立ちにくく、テンプル(耳にかける部分)はブルーから艶消しのホワイトに変更。
視認性の確保と、滑りにくい仕様へと変更されている。 - 付属している「ととのえシ〜ト」で、曇りにくさを繰り返し復活。単品購入も可能。
- 選べる度数が5種類から8種類に。さらに「度数の左右差」や「乱視」にも対応可能なオーダータイプも登場。
など、幅広いメガネユーザーに寄り添った改善がされているのは、長年メガネ専門店としてサービスを提供し続けている企業だからこそ、できる技ではないでしょうか。
まとめ:お風呂・サウナ専用メガネで快適なリラックスタイムを楽しもう
今回は、メガネの愛眼のお風呂・サウナ専用メガネ「AIGAN FORゆⅡ」を紹介していきましが、いかがでしたでしょうか。
今までお風呂やサウナでは見えなくて当たり前、わざわざ専用メガネを買うのはチョット、と思っていましたが、実際「AIGAN FORゆⅡ」を使ってみて本当に快適でした。
手元・足元が見えるだけではなく、露天風呂で景色を楽しんだり、サウナで外を眺めながら外気浴でととのうと、さらにリラックスできるのではないでしょうか。
既製品なら3,000円くらいとお求めやすい価格帯ですので、検討してみてはいかがでしょうか。
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